【人生とは?】留学で家族と離れる
『あなたは何歳まで生きられますか?』
と聞かれても、未来が見えるという
特殊な力がない限り答える事が出来ません。
母が2019年12月に53歳で生涯を終えました。
それから2ヶ月、まだ母がいないという実感が無く、
今でも鮮明に記憶に残っている
生きたいと最後まで必死に病気と闘っている姿。
その時に思った事を時間が経つに連れて、薄れてしまう前に…。
人生とは何か、留学をして家族と離れてしまった時間、
これからの人生について私なりに考えて
思った事を残しておきたいと思います。
私が夫と結婚すると決まった時、
母は夫の両親へ手紙を送ってくれました。
英訳をする時に内容を読み、一番グッと心に刺さり涙が出てしまったのは
『人生100年時代と言われる中、娘と過ごせた時間はたったの18年間だけでした』という一文でした。
母が留学を勧めてくれて、18歳で留学。
留学をすると家族と離れる時間ができるのは当たり前ですが、その分新しい経験をアメリカで得る事が出来ました。
留学をさせてくれた母には感謝してもしきれないし、後悔はしていません。
留学した当時、家族と長期間離れるとは思っておらず、何も考えず留学の道へ。
今思えば、母は今後私と共に暮らす事が出来ないかもしれないと覚悟をし、悲しい思いも応援する気持ちもあったのだろうと思います。
もし、母と共に過ごせる時間が後どのくらいか知っていれば、幼少期から大人になるまでの期間を大事に過ごす事が出来ただろう…。
まだまだ母から学びたい事、聞きたい事があったのに…。
そう思っても、人の命とはいつどこで失われるか誰にもわかりません。
100歳まで生きられると知っていたら、25歳で「人生まだまだ始まったばかりだ!」と思えたかもしれない。
私は現在まで24年間生きたけれど、母の歳に達するまであと29年。
あと5年もしたら母の人生の半分を生きた事になる。
記憶に残っている小学生~大学生時代を振り返ると長いようで一瞬。
そういう事は、29年後はあっという間にやって来るのかなと思いました。
人生はたった一度で、その人生をどのように生きるかは個人の自由です。
母の生きた人生から、私に教えてくれた生き方は何事にも一生懸命に取り組むという事。
母は起業し、人々のために最後の最後まで頑張っていました。
そして、親友であり共に会社を成長させた方は母について、何事にも全力で、唯一後悔しているだろう事は亡くなった事だと言いました。
きっと、まだまだ出来るのに…と思っているでしょう。
その時、人生とはそうあるべきだと思いました。
「あの時こうしてれば良かった」という後悔はしたくないし、自分がやりたい事はチャレンジしていこうと。
よく「今日が最後だと思って生きよう」と言うけれど、それはなかなか実感が湧かない言葉ですが。
「やる時は全力で頑張る!」
その積み重ねが大事なのかと思います。
そして周りの大切な人に対しても、全力で向き合う、大切にする。
そしたら、いつ人生を終えようと心残りになるのは、生涯を閉じてしまったこと、大切な人と時間を過ごせないということ。
全力で取り組んでいた事に、これ以上取り組めないという事。
私は現在まで、全力で頑張ったと胸を張って言える事はしていません。
母はすごい人だと思っていましたが、亡くなるまでしっかりと向き合った事はありませんでした。
たくさんの方が、母との思い出や残してきた事を教えてくださり、改めて素晴らしい人で尊敬する存在だと実感しました。
私なりに決めた道をポジティブでハッピーに全力で頑張って行きます。
その娘だから、私はできると信じて。
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