「父の最期を看取った日々」高橋奈里さんの本を読んで

 

みなさんこんにちは、美月ウィラーです?

今回のブログは高橋奈里さんが書いた本「父の最期を看取った日々」を読ませて頂いた感想をはじめ、同じく母を看取った私の経験も振り返り感じた事を書かせて頂きます。

 

いつものブログとは少し異なり私の気持ちを中心に書いたブログになっているので、良かったら最後まで読んでくださると嬉しいです?

 

Nari Takahashi

 



高橋奈里さんとの出会い

 

 

Nari Takahashi

 

奈里さんと出会ったきっかけとなったのはInstagram。

同じロサンゼルス在住という共通点と、何か惹かれる、そんな直感で以前からフォローさせて頂いていました。

日本に帰国、その後本の出版に向けて準備を進めている様子がInstagramのストーリーで上げられているのを拝見し陰ながら応援。

 

出版されたことを知り奈里さんに連絡した所、ロサンゼルスへ戻った時に会いましょうと実現✨

 

「父の最期を看取った日々」を直接受け取ることができました!

 

奈里さんのお父様、三千綱さんはどのような人生、最期を送ったのだろう?

 

ずっと奈里さんのInstagramを見ていた事、そして私も母が亡くなる終末ケアを自宅で行い看取った事も重なりました。

 

 

出会いとは不思議だなとつくづく思います。

 

 

「父の最期を看取った日々」とは

 

 

1978年に芥川賞を受賞し、作家として命が尽きるまで本を書き続けた高橋三千綱さん。

 

三千綱さんの人生を近くで見てきた娘の高橋奈里さんが、彼の生きた人生、伝えたかった事を文章にしています。

 

三千綱さんが奈里さんへ残した「強い夢は実現する」という言葉が、本を通して彼の人生を知るほど希望を感じさせてくれる内容です。

 

感想

 

「父の最期を看取った日々」を読ませて頂いて一番に思ったのが、とても読みやすい。

 

読みやすく、奈里さんの文章がすーっと私の心に入っていきました。

 

 

家族の愛、絆で結ばれている素晴らしさを感じ、家族一員の困難を共に乗り越える時、その時更に家族が一致団結するんだなと思いました。

 

それだけでなく三千綱さんが本を書き続ける事と、何を言われようと自分の意志を曲げない、そんな姿をサポートし続けた妻の和子さん。

 

どんな時も三千綱さんを信じて応援とサポートをしてきた姿が素敵です。

 

 

ひとりの人間がどう生きたのか、影響力や愛をどれだけの人に拡散してきたのか、たくさんの言葉に表せられない気持ちと感謝、尊敬で溢れました。

 

 

奈里さん、お父様と過ごした日々や想いを本にしてくださってありがとうございます?

 

 

奈里さんの決断力と行動力があったからこそ、このように感動と新しい気づきを得る事が出来ました。

 

これからも応援しています?

 

 

 

母を看取った私の経験

 

 

私はパンデミックが始まる少し前、2019年の冬に母を癌で亡くしました。

 

母は闘病生活を亡くなるまで4年間しており、まだまだやりたい事がある!生きたい!という気持ちで最後まで人生を全う。

 

私の母も三千綱さんに似ているなあと思う所も重なり、本を読んでいてなんと表現したらいいのか分からない、不思議な感情に。

 

 

私達家族も、母の生きたいという強い意志を見届けたいと自宅でケアをしながら、最期を共に過ごしました。

 

 

母は亡くなる数カ月前まで、病気の事を私と妹に言わず。

 

そして私と妹が仲良くなり始めたのは、母の病気を知り、どんどん弱っていく、変わっていってしまう姿を支えて、最後の一息まで見守る。

 

家族、親戚、友人にもたくさん支えられ、そのような経験を共に過ごしてから、距離が近くなりました。

 

 

大変な事も、悲しい事も、たくさんの愛で包まれている。

 

人生は生を頂いた瞬間から、生を終える瞬間まで愛で溢れているんだなと。

 

そんな人生にできるのは素敵だと三千綱さんと私の母から学び、そんな人生にしようと毎日過ごしています。

 

 

これまでの気持ちをブログにまとめています。

 

 

【関連記事】

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大切な人が亡くなること【向き合い方】

 

 

気づき

 

 

私は幼い頃から本を読む事が苦手、そして祖母から本を読みなさいと言われていたことで拒否反応。

 

祖母の家に訪れると本棚に本がたくさん、そして俳句が好きで毎週のように俳句の会へ行っていました。

 

今回本を読ませて頂き、私は本と言葉の素晴らしさ、祖母の気持ちが少し分かったと気づきました。

 

 

ブログを書く事を始めて、みんなへ伝えたいと言葉に触れるようになってから、音楽を聴いて詩を書いた人の気持ち、伝え方を学ぶ+楽しむ事が私の趣味のひとつに。

 

 

奈里さんの文章で心が動かされて、言葉は凄いなと改めて思いました。

 

 

読んだ人の人生をより良いものに変える、本は人生のスパイスのようだ。

 

そんなふうに思います?

もっとたくさんの本を読み、知識や学びを得たいと強く思いました。

 

 

 

まとめ

 

 

なんだか夏休みの宿題である読書感想文をやっている感じ?

子供の頃は本を読む、文を書くのを避けて、一度もしっかりと書いた事がないので新鮮な気持ちになりました。

 

 

今回は思っていたより文章が出てこなくて時間がかかってしまいました?

 

ここまでたくさんの想いを文章にして書いた奈里さん、凄すぎます!

きっと様々な思い出と感情が溢れて、手が止まることもあったのではないでしょうか。

 

 

高橋奈里が書いた本「父の最期を看取った日々」から、一度きりの人生をどのように生きたいのか?を考える、気づきに出会うキッカケになると思います。

 

 

 

それでは最後まで読んでくださってありがとうございました?



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